齢も30を過ぎるとお腹が出てきました…
20代までは運動も何もせず、甘いもの大好き、不摂生な生活をしていても60kg前後と特に太ってもいない中肉中背だったボクも、30をすぎると明らかにお腹に肉がつきはじめました。
生活習慣は悪化してないので(悪化しようがないので)完全に体の衰えですね…。
今更、運動を習慣にすることも難しいので糖質制限を試してみようかと。
スポンサーリンク
糖質制限の特徴とは?
最近はよく耳にしますね。
Twitterでは「ゆうきゆう」先生という精神科医でありながら糖質制限にも詳しい方をフォローしたり、著書を読んだり、サイトを調べたりしています。
メリットを3つにまとめると、
・たくさん食べてもいい
・栄養価は十分に確保できる
・むしろ健康的で、欝などの改善も
デメリットは
・米、パン、砂糖=スイーツなどを控える。
といったところでしょうか。
糖質とは砂糖だけを指すのではなく、炭水化物=ブドウ糖を含みます。でんぷんですね。
すると、芋/小麦/米といったいわゆる主食は全て糖質。ごはん、パン、パスタ、うどん、じゃがいも といったものが全て食事制限です。
糖質を抜くと痩せる理由は
食事の量を減らせば体重も減る、というのは誰でも想像できます。
糖質制限は糖質を減らせば「効果的に」体重が減るというもの。肉、卵、野菜、脂質といったものは「お腹いっぱい」食べてもOKなのです。
肉いいの!?油までいいの!?となりがち。これらはカロリーも高いですから。
最大の要因は糖質を摂取すると体脂肪が蓄積されること。これは糖質摂取により血糖値が上がったのを抑えるためインスリンが分泌され糖質をエネルギーに変えると同時に、余った糖質を内臓脂肪として溜め込みます。
糖質を摂取しない場合、内臓脂肪をエネルギーに変えるので体重が減っていくわけです。他のダイエットにおける栄養価の低減、筋肉も痩せる、といった事が少ないダイエット法になります。
ごはん抜きで栄養大丈夫なの?
脳は糖を必要としますが、体内でも糖は作られます。糖質制限ダイエットでの注意はタンパク質を摂ること。肉、魚、卵といったものを今までの主食の代わりに増やすことがポイントです。
糖は眠くなる、体がだるくなる、という疲れやすい体にする影響があります。これは血糖値が高くなると血がドロドロになり、血液の体に栄養を運ぶ働きが鈍くなるためです。
体を作る主成分はタンパク質。多く摂ることで健康的になります。さらに精神面でも欝の改善などが多数、報告されています。
ボクも自律神経失調症で精神面でも疲れ気味…波が大きいとはいえ、糖質制限をすると調子が良いのを実感出来る日もありました。
肉や脂OKって、カロリーは考えなくていいの?
よくダイエットの際に目の敵にされるカロリー。
これはどうやって算出されるのか?
その食品を燃やして水がどれくらい温度があがるか、という器具で測られます。
…体のエネルギーを作る複雑な仕組みに対しては随分と乱暴ではないですか?;
故に、高カロリー=太るというのは根拠としては弱いのです。
実際、脂質については必要分以上には吸収せず体外に排出されるそうです。溜め込まれるのは前述の炭水化物なのです。
加えて、脂質はビタミンを効果的に摂取しやすい働きもあるそうで健康面でも有効。
糖質制限すると体のエネルギーには脂質が重要になるので問題なく食べていきましょう。
炭水化物ゼロはきついんですけど
糖質制限ダイエットは炭水化物をゼロにしようというものではありません。
1日50gが目安です。これらは野菜や肉などからでも摂取されるので、0になることはありえません。
それに、週に1度はラーメン食べたい、ケーキが食べたい、と食べても大丈夫です。
慣らしていくときのコツとしては毎日のご飯の量を減らす、というよりも1食だけご飯抜き、肉や卵を食べるを代わりにするといったメリハリある食事。このほうが効果があります。炭水化物が多く加わると例のインスリンによる体内脂肪の溜め込みが発生するからです。
炭水化物は麻薬
炭水化物は強度な依存症があります。麻薬のように。
糖質制限をはじめて2週間位は無性に炭水化物を食べたくなるでしょう。ただ、ここを越えれば逆に「食べたくなくなる」というのが殆ど。本来、体も欲していないのです。
そもそも人間は肉食が多く、昨今のように米や小麦など農作が発展したのは時代的にも後です。それまでは穀物はなくても健康的に生きていたのです。
ライザップもこの糖質制限を取り入れています。マッスルボディを作る上でも効果的なわけですね。
皆さんも是非、まずは試しに1食、次は1日と炭水化物制限をしてみてください。体の調子がいい、という体感が出来る方も多くいるかと思います。
こちらのWebマンガも参考になりました。>糖質制限でうつ病が治った話