嫁の趣味であるマスキングテープコレクション。収納する棚を探すも、あまり数をしまえるのがないってことで…。
あと収納で一番のポイントって 今ある家具やらの隙間にピタリと収まるかどうか、ですよね。
今回は棚付きのデスクの角にピタリと収まるよう設計して作りました。
もちろん安上がりに!
材料費は1,000円しないです。
制作時間は3時間位だっけな…。ずっと書くの忘れてたので昔過ぎて忘れました…。
木材購入から!いつものコーナン(ホームセンター)
相変わらずのコーナン。工具が揃った工作室を無料貸出は最強すぎる。
棚の壁になる厚さ10mmくらいの板1枚と、同じ長さの丸棒 直径10mmくらいを2本。
材料はこれだけです。
ピッタリサイズである30数センチに機械でのカット依頼。こちらはバカでかい電動カッターなので店員さんに頼む必要があります。有料だけど1カット30円とかなので安い買い物。
棚など、高さが揃わないとマズイものは機械でカットしたほうが合いますので。
カット出来たら壁となる板に、丸棒が通るだけの穴を空けて前後に2本通せばテープラック完成。
穴の高さは揃っていないとカッコわるく歪むので、それなりの精度が求められます。
板を揃えて固定する
板2枚をバイス(万力)で挟み、ウレタン(樹脂)ハンマーでコツコツと軽く叩いて高さと奥行きを合わせます。
直接だと材料がヘコんだり、一部に当たったりするので端材を挟んだりしながらコツコツ。
スケールで穴を開ける位置を下書きします。
ポンチを打っておきましょう。ドリルいきなりは位置がずれてしまいます。ポンチの基礎はまず軽くうって、下書き線とズレてれば2回目は強く打つ。ズレていれば、修正したい方向にポンチを傾けながら少し強めに打って調整。中心に修正出来たら改めて強く打つ。
穴開けでドリルの出口側がバキバキなっちゃう
あまり丈夫な木材でもないし、力任せにドリルで開けると出口側がバキバキにささくれます。
対処としては…
細いドリルで下穴を空けてから、目標のドリルで開けるという2段構えにする。抵抗が少ない分、2回目はサクサクーとキレイなドリルとなります。
更には面取り。
写真のように面取りのためのドリルがあります。裏側は下穴開けた後で先に面取りしておいてから、本来空けたい径のドリルを空けることでささくれ回避が出来ます。鉄などの素材でバリ(トゲトゲの。)が出てしまう場合も、面取りしておくと軽減出来ますね。
右上4箇所が下穴+面取りしてから空けた穴。
左下4箇所がいきなり1発で空けた穴。
力任せでなく丁寧にやっても、ある程度はささくれてしまうところがキレイに処理できます。
あとは差し込んで接着!
丸棒の先は軽く面取りしておきましょう。穴に通しやすくなるし、面とった部分にボンドを流しこむ隙間を作り出せます。
まず、丸棒と穴にボンドを薄塗り。
丸棒を全部通してから、ボンドを改めて塗り込んでくように。
まとめ
技術的には簡単でしたが、ドリル穴の仕上がりについては改めて知識が必要だな、と思い返されるものでした。
もっといい方法もあると思いますので教えてください。
(本当は1枚1枚やったほうが、合わせた面の穴の仕上がりもきれいになる。位置合わせ面倒なので2枚合わせにしましたが…。)
下処理が必要な穴が多かったので、単純な割に時間は思ったよりかかりましたね。