東京おもちゃショー2017に行ってきました。
今のオモチャは子供のみならずハイターゲットトイとして大人向けもあり、多種多様。
何が流行なのか?
4日ある開催日のうち前半2日はビジネス向けで一般入場不可、後半2日はこども含めて一般入場可能です。
ビジネス向けなのでしっかりと見ることが出来ました。通路も商業展示会としては広めかな、と思います。一般入場向けの配慮なんでしょう。
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もくじ
東京おもちゃショーとは?
玩具の見本市として開催がはじまったイベントです。
毎年、東京ビッグサイトにて開催されます。
テレビゲームもかつてはありましたが、1996年にはテレビゲームは東京ゲームショウに出展する事となり分離、今ではテレビゲームは扱われていません。
目を引いた " toio "
バンダイとタカラトミーはとにかくでかいブースでした。各キャラクター玩具の大PR大会!
大手企業のパワープレイを感じましたw
そんななか、ブース自体は控えめでしたが、SONYの toio という新しい玩具が気になりました!Webでの公式発表もおもちゃショーの直前だったようです。
アナログとデジタルの融合したラジコン!
2体のキューブというロボットがキットに付属しており、リング状のコントローラで操作して遊ぶオモチャです。
写真では左の奥に隠れていますがコンソールが存在します。こちらが親機、キューブは子機の関係です。コンソールにリングコントローラーが接続されておりキューブと通信しているよう。
写真では身の回りの文具や画用紙で作った思い思いの工作品をキューブにテープなどで固定し、ロボット相撲のような遊びをしています。
ノッポさんや、ワクワクさんにあった低学年から出来る工作と、ハイテク技術の融合を感じる!
重心バランス、相手を押すカタチなどを考えて、つくってはあそんで、つくってはあそんで…
そんな子供たちの成長を促してくれます。
この試してみて考えて、というPDCAサイクルに通じるモノは現代日本の企業人に足りないものです。子供時代にどれだけ経験したか、が社会に出た時に能力発揮できるかに関わると思ってます。おっと、長くなるので今度にしましょう…。
しかも、LEGOブロックにも公式対応、キューブには適応したポチがあります!カンペキや…。ぼくたちが子供の頃の夢が目の前に…。
かしこいロボットで、サークルの土俵土台から場外に出ると止まるような自動プログラミング済み。
他にもスターターキットに含まれた機能でいくつかのゲームモードを切り替えて遊べるとのこと。
シューティングゲームの要素のあるゲームもありました。
おはじきをあてるとキューブが相手の方へ向かっていく。
キューブが自分の陣地の線を超えたら負けというもの。
結構、おはじきがビシィッと当たっても平気なんですねw
プログラムはカンタンインストール
付属のシートにキューブをポン、と載せるだけでインストール完了。
駅の改札をICカードで通るのと同じです。
スマートだ… とてもスマートなオモチャだ…
プログラムは今後追加発売、自作は?
追加でプログラムが発売され、いろいろな動きをしたり、ゲームを楽しめたりするようです。
ソフトの入ったカートリッジはパートナーメーカーからも発売、広い拡張性が期待できます。
これはいわゆる新しいゲームハードなんですね。
なお、ユーザーによる自作プログラミングが可能かどうかについては現時点では公式発表はありません。
コレは是非、プログラミングソフトの提供もしてほしい…。
その他、知育玩具にプログラミングが出てきてます
toioも将来的に加わる可能性はあるのですが、プログラミング学習の玩具。
これらが多く出てきています。
日本でも2020年から小学校でプログラミング学習が必修科目になる事が決まりました。
これが追い風となり、プログラミング学習玩具をリリースする企業が増加。
この先もドンドンと増えることでしょう。
私はスーパーファミコンでRPGツクール、プレイステーションでカルネージハート、といったプログラミングに通じるゲームをプレイして学んだものです…。
なにもプログラマーになるわけじゃない、という人でもプログラムで出来たパソコンソフト、スマホアプリなどを扱う上では多少のプログラム概要を知っておくと役に立ちますのでオススメしたいです。
将来はプログラムそのものは自動化が進んだとしても、アルゴリズムのような考え方・流れといったものは人間が理解している必要があります。
そのあたりをうまく学べる、何より楽しめるオモチャに期待ですね!
今回は以上です、また面白いオモチャあったら子供向け、大人向け問わず皆さんも教えて下さいね!